沖田総司終焉の地 <浅草>

リクエスト？というかお問い合わせ？というか、いただきましたのでやっとUP。
初詣の際に行った沖田さんの終焉の地レポ（って程でもないです）です。

浅草寺

の裏手、右奥方面に歩いていくと（少し分かりづらいです）、
招き猫発祥の地で有名な今戸神社があります。
友人から『沖田さん終焉の地があるんだって！』と教えてもらい、
せっかく近くに行くんだからと行ってみたんですが・・・。
どうやら裏の入り口？から入ったらしく何の案内もない。
沖田さんのおの字もない！！招き猫ばかり！で戸惑いました。
さすがに大河のブームも落ち着いたし変にアピールしていないのかと思いきや・・・。

まぁなんてことない正面に回れば、

どーん！！

とね、ありました（笑）
招き猫発祥の地のほうが重要なんじゃ・・・と思うんだけどまいっか（苦笑）
でも表にこんな看板があるにもかかわらず、
それ目当てそうな人もいない（私たちとお参りにきた団体さんだけ）。
どこだー、どこだーと探し回っても見つからず（単に捜し下手なだけです）、
『もういいよ、私、沖田さんが一番！って訳じゃないし』と心を落ち着けかけた時
ふらりと足を踏み入れた一角。
『ふ～ん、今戸焼きの碑なんてあるんだ～』と見たその隣に、

！！！！！

あ、あれ？？これですか？
なんかちっちゃくない？あの看板よりちっちゃくない？？
って大きさでポツンといました、沖田さん。
隣に暗く写ってるのが今戸焼の碑なので、
まぁ看板にどれを大きく書いたほうがいいかは歴然としてますが（笑）
とにかくありました！見つけました！よかった！！！
諦めかけていたとはいえ、やっぱ新選組ものはテンションあがりますね！！

木があるのと自分の影でうまく撮れないです・・・。
これしゃがんで精一杯。
頑張ってしゃがんで撮ってたら、前に書いたおじさんに声かけられたんですよ・・・。
まぁ随分情熱注いでいるように見えたんでしょうけれど・・・。
実際注いでたんですけれど・・・。
声かけられた時点で、やっちゃったなぁ～って思ったんですよ！
京都や会津でよくあったパターンだって（笑）
『何？有名なの？』的な事を言いながら近づいてきて、
『沖田総司かぁ。イケメンの暗殺者だな！！』ってね。
もうちょっと苦笑するしかなかったんですけど、
『イケメンじゃないです』と前述通り言い捨ててその場をあとにしてきました。
あとで『暗殺者』のほうも訂正入れるべきだったかなぁと思ったんですが（苦笑）
だってそこは譲れないですよ！このBlog書いてる身としては譲れないですよ！！
新選組のイケメンといえば美男五人集はまぁさておき、

土方さん・原田さん・藤堂さん

でしょう～。
沖田さん美青年説？は浅田次郎先生もおっしゃってるように、
平助さんのイメージが流れたんじゃないかと思ってます。譲れない（笑）
ちょっと酔っ払ってたのかなあのおじさん。
もちょっとまともに話しかけてくれればそれなりの対応したのにとも思いますが。
やっぱり振られるとファンなので話したくなっちゃうんですよね(^^;)

さてさて、イケメン談義はともかく
沖田さんの終焉の地としてはやはり千駄ヶ谷がよく知られてますよね。
私も恥ずかしながら沖田さんについての知識があまりなく？？？と思いながら行きました。
下の写真で確認していただけるように

新選組と懇意にしていたと言われる松本良順先生が住んでいて、
そこに身を寄せていたということのようです。
以下、今戸神社公式サイトから抜粋
【永倉新八の”同志連名記”によると、江戸に引き上げた時、沖田総司の肺の病はかなり進んでおり、和泉橋の松本良順の医学所で治療を受けていたが、薩長軍の江戸入りに際して、総司を含む患者たちは浅草今戸八幡に収容されたとのこと。松本良順は今戸八幡に寓居して患者の治療にあたり、総司は松本良順宅で療養したといわれています。今戸八幡は現在、今戸神社と改称し、境内に”沖田総司終焉之地”の碑があります。】
とのこと。
そのくだりをあまりよく知らなかったので勉強になりました。
ほら、私小説も油小路で止まっちゃう人なので
なかなかそこまで読んでないので創作ですら知らないんですよ（自慢できないです）。
ただし、Wikiにはこう書かれているので、
ここで療養していて実際息を引き取ったのは千駄ヶ谷かなぁと思うのですけれど、
どうでしょう？

ちなみに碑の文字は笑点の文字の方が書かれたようです。

久しぶりにちょっと頑張ってみました。
Wiki読んでたら資料読みたくなりますね。
邪ですが、銀魂のおかげで沖田さんや土方さんにも興味が沸いてきたかもです。
そうそう、以前の記事に書いた『沖田総司 華麗なる暗殺者』をDVDにするのに
編集していたらキャストに平助さんの名前が！！！！
出てるらしいです～！！！まだ観ていないんですが楽しみが倍以上ですよ！！！



 

 

コメント 5

詳細なレポート、ありがとうございます。
浅草寺の裏手なんですね。
でもやはり、沖田総司最期の地は、千駄ヶ谷がしっくり来ますね。
（永倉さんは、思い違いが多いらしいですし（笑））
でも、あの浅葱色のだんだら模様はテンションが上がりますよね！
近所に行く機会があれば、行ってみたいですね。
by クーネル (2008-02-04 16:49) 

ほほ～
これは知りませんでした＾＾；
あんなところに碑があるなんて。招き猫のところはよく見たのですが、うかつでした。今度行ったら忘れずにみてみないと。
それにしてもいろんな説があるんですね、自分も千駄ヶ谷の説しか知りませんでした。なるほど。
そそ、史料読んでいると面白いですよね。はい、火がつきます＾＾。
by そーすけ (2008-02-11 20:14) 

またまた今更出申し訳ないお返事です。

クーネルさん＞ですよね！
浅葱のダンダラ見ると私もハイテンションになれる自信ありますよ（笑）
実は知らずにこういう場所まだまだあるんだなぁと思うと
ファン熱も上がっちゃいますね☆

そーすけさん＞お、招き猫としてはご存知ですか？！
そうなんですよ、うっかり見落とす場所でした。
しかもこの情報、OZマガジンの女性向け浅草ガイド
みたいな所に載っていて友人が教えてくれたんです。
ちょっとコアですよね（笑）
そーすけさんにレポしていただいたほうがためになるとおもうので
是非お願いしますー！！！


by non (2008-03-25 02:45) 

浅草。
裏手とは、まさに浅草のご地域ネタですね。
「いいこと教えても～らっちゃったあ♪　＾o＾」
東武の駅付近ぐらいしか知らないので、次に行く機会があったら、是非訪ねてみたいと思います。
by うみのつばめ (2008-03-30 17:02) 

うみのつばめさん＞皆さんのお役に立てたようで嬉しいです(^^)
あの微妙なアピールのしようを是非（笑）
雷門から見ると右手奥なのでちょっと歩きますが、
裏手の方もお店など色々あってお散歩できますよー。
まだまだ知らない場所が近くにあるものだと思ったら楽しいですよね♪

by non (2008-04-02 02:16)